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物事のありのままをありのままに認め受け止めることが、人間を苦しみから解放する唯一の方法であることが少なくありません。

逆に言えば、物事のありのままをありのままに認めることができず、また受け止めることもできなければ、永遠に苦しみに追われることとなりかねません。

わかりやすい例を出して言えば、死ぬことを恐れている人は、「生きとし生けるものはすべていつかは死を迎える」という厳然たる事実を認め受け止めることができなければ、死に対する恐怖から逃れることはできません。

どれほど恐れても、死を回避できた人などは、歴史上一人もいないのですから。

人間として不可避であることを認めようとせず、その存在すらも直視しようとしない姿勢は、エゴとマインドの習性でもあります。

「大丈夫よ、死なないから」

と言う事は簡単かもしれませんが、それは一時の気休めに過ぎません。

根本にある恐怖は、「死を受け入れること」でしか乗り越えることができないのです。


私たち人間の9割方は、無意識で生きている間は、物事のありのままを受け止めることができません。

例えば、親にされて嫌だったこと、言われて嫌だったことを、ストレートに認めて受け止められる人は意外と少ないものです。

どうしても親をかばいたくなったり、自分の子供時代は「極めて普通であった」と思いたいがために、「本当はすごく嫌だったのだ」という事実をありのままにストレートに認めることができないのです。

ここで、ハートの真実である「本当のこと」をストレートに認められれば、一歩解放に近づくことができます。

逆もしかりです。

自分がしたことで、相手を傷つけたことがある。

自分がしたことが、社会その他へ悪影響を及ぼしたことがある。

例えば、軽いものも含めて犯罪などもここに含まれます。

たとえどんな事情があったにせよ、自分が起こした行動による影響は、自分の責任です。

自分がしでかしたことを、何の言い訳もせずにありのままをストレートに認めて受け止める。

これができる人は限りなく少ないと、私は自分自身の経験から感じています。

自分自身に対する無条件の愛を育み、自分を受け入れ、肯定した後で、自分がしでかした過ちについてはありのままの事実を潔くストレートに認めること。

それが、解放への第一歩となります。


物事のありのままを直視しようとせず、あれこれと言い訳をしたり正当化したりするのは、エゴとマインドの常套手段です。

本当は夫婦関係などとっくの昔に破綻しているのに、まだ安泰だと思い込みたかったり、本当は相手に依存しているのに、それを愛だと言い張ったりします。

厳しいことに聞こえるかもしれませんが、それを続けている以上は進歩がありません。

私たちは今、そこを抜けて一歩二歩前へ進もうとしています。

いずれかの時点で、ありのままの現実を直視し、認めるときが来るのです。

その後に味わう解放感が、自分を解き放ってくれるはずです。

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プロフィール

こんにちは!ソウル・ヒーリングをテーマにしているアセンション・コーチです。1973年長野県生まれ。人生の半分以上を海外で過ごしました。詳細はプロフィールをご覧ください。

2018年5月バリ島にて

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